ブラックウォールナットのナチュラルグレードは節・シラタ・色むらが少々混入するグレードになります。
ヘリンボーンとはフローリングが貼り上がった時に出来る柄を指します。「ニシン（herring）」の「骨（bone）」の形に似ている事から、この様に呼ばれています。
別名「矢羽貼り」や「杉綾」とも言います。クラシックな雰囲気を醸し出すデザイン性から店舗やホテル、高級住宅等で採用される事が多い貼り方です。日本では明治・大正時代に建てられた洋館にも多く採用されています。昨今では、そのデザイン性の高さから、一般住宅でも用いられることが多くなってきています。
ブラックウォールナットは、チーク、マホガニーと並び世界三大銘木の一つに数えられています。その木肌の色合い、木目の美しさ、時を経るごとに深まる風合い、適度な硬さと強度・加工のしやすさから、古くより高級家具、ピアノ、バイオリン、ライフル銃の銃床、ハーブなどにも利用されています。また、アメリカでは大統領の指揮台や最高裁判所のベンチに、イタリアではミラノ大聖堂の家具など、格式高い施設にも使われています。現在では高級ホテルをはじめ、バーやレストラン、ショップなどでモダンな空間づくりを演出しています。